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サイフォン、吉祥寺の地域アーカイブ「吉祥寺今昔写真館プロジェクト」に全面協力

2010年01月08日

サイフォン合同会社

サイフォン合同会社(本社:東京都三鷹市、代表社員兼CEO:宮野耕一、代表社員兼CCO:大橋正司、以下サイフォン)は、吉祥寺今昔写真館委員会(共催:吉祥寺活性化協議会)が主催する、吉祥寺で撮影された写真・イラスト等を収集する「吉祥寺今昔写真館」に、企画運営・コンテンツ開発アドバイザーとして協力します。

吉祥寺今昔写真館プロジェクトについて

吉祥寺では現在、時代の移り変わりに伴った世代交代が急速に進みつつあります。本プロジェクトは、今までの吉祥寺を作ってきた世代の引退によって失われる可能性のある、吉祥寺の町並やこれまでの吉祥寺での市民生活、日常の風景などを写した写真を収集・保存・活用することを目的とした地域アーカイブの構築・収集・保存・活用を目指す、吉祥寺の街ぐるみのプロジェクトです。

本プロジェクトによって構築された地域アーカイブは、本年度以降に吉祥寺で開催される「吉祥寺今昔写真館」関連の様々な企画およびイベントで活用されます。またその一部は、武蔵野市で構築を進めている武蔵野アーカイブに組み込まれる予定です。

地域アーカイブの役割と意義

地域コミュニティが多極化・多様化しつつある現代の日本においては、従来からその地域に根ざした生活をしてきた人々と、新しくその地域に入ってきた人々との間で、どのような文化や、あるいは地域への帰属意識を構築し、質の豊かな人的ネットワークを構成するかが、次世代の地域の発展に欠かせないポイントだと考えられます。

地域アーカイブは、その地域に関連する写真やコメントなどの各種資料を保存・活用していく試みです。地域アーカイブによって蓄積された地域の歴史情報は、その地域コミュニティの地域性や文化、共同体を映す鏡となります。地域アーカイブは、従来の地域住民には過去参照性を保証し、新しい住民や若い世代には、その地域をより深く知り溶け込むための足がかりとなります。

地域アーカイブを中心とした各々の自己言及的なコミュニケーションを起点とする住民同士の交流によって、新しい公共空間を構築し、地域全体が「今の私たち」を認識し、未来を紡いでいくためのインフラ整備を行うことが、本プロジェクトのゴールとなります。

サイフォンの役割

ウェブ連動型コンテンツの展開や、ARなどのテクノロジーを用いることで、こうした地域資料への参照性を向上させ、吉祥寺に集う人々が様々な形・場所でコミュニケーションを試みることができるように、企画プロデュースと技術提供・コンテンツ開発の両面から協力を行います。今後、吉祥寺今昔写真館プロジェクトと連動した様々な催しに協力していく予定です。

プロジェクトの概要

名称 吉祥寺今昔写真館(きちじょうじ いまむかし しゃしんかん)
主催 吉祥寺今昔写真館委員会(きちじょうじ いまむかし しゃしんかん いいんかい)
Kichijoji Archive Committee
共催 吉祥寺活性化協議会
後援 財団法人武蔵野市開発公社、武蔵野市立吉祥寺美術館
協力 ダイヤ街商店協同組合、吉祥寺平和通り商店会協同組合、吉祥寺サンロード商店街振興組合、吉祥寺公園通り商店会を始め、吉祥寺南北の吉祥寺活性化協議会商店会部会の商店会
企画・運営 週刊きちじょうじ
企画・運営協力 サイフォン合同会社

関連サイト

吉祥寺今昔写真館プロジェクト 暫定公式サイト
http://imamukashi.net/

以上

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